画像入りの名刺作成と顔写真が入っていることの利点

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社員の名刺を作成する時には、いくつか選択肢があります。文字だけのシンプルなデザインにするか、画像も入れるかです。画像を入れると見映えが良くなりますが、特に効果が大きいのは顔写真と言えるでしょう。

名刺交換では一度に10人以上と交換する場合もあります。

初対面の人達の顔と名前を一致させて覚えるのに苦労しますが、顔写真があることで非常に覚えやすくなるからです。

顔写真を入れる名刺と入れない名刺

名刺に顔写真を印刷するのは比較的一般的になっていますが、一応、個人情報の観点からやれるのにやらないという判断をしている会社も多くあります。さすがに顔から名前からメールアドレスまで一度に分かってしまう情報なので、関係ない人の手に渡ったら何をされるか分からない不安があるからです。

しかし自宅の住所が載っている訳でもなく、名刺というものはビジネスシーンで知り合いを増やすためのツールである点からも、仕方ない部分なのかもしれません。スタイリッシュでクールなデザインの名刺にしたいなら、顔写真は少々邪魔な存在ではあります。

文字と会社のロゴだけなら全社員の名刺は統一感あるデザインになりますが、顔写真は各自イメージが違うため、どうしても綺麗にまとまらないからです。ただ、これはデザイン面でという話で、名刺というものは実際のビジネスで有効に使えればいいツールなため、こだわるべきところではないのでしょう。

会社によってテンプレートは決まっているところが多く、自分だけ顔写真なしの名刺がいい、と言っても普通は却下されます。

名刺データの作成方法とテンプレート

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名刺のデータ作成方法は多岐に渡りますが、よっぽど凝りたいとか、デザイナーに頼みたいという希望がなければテンプレートを使用すると良いでしょう。フリーのものがネット上にたくさんアップされているので、好みのデザインを選んで自由に使えます。

テンプレートの利点はA4に10枚などの敷き詰められたデータに元々なっている点で、最初にそこで苦労してサイズを調整する手間を省くことができます。データ形式としては「Adobe Illustrator」で使われているai形式がメジャーですが、誰でも使えるテンプレートとしてWordのdocx形式やExcelのxlsx形式も多く見掛けます。

特にOfficeものは業務で使われていることが多く、誰でも使えるソフトと言えるので簡単にデザインできるはずです。Office形式の場合、よく使う操作で文字の移動や線の変更などを自由にカスタマイズできます。

クリップアートなど画像のはめ込みが非常に楽に行えますが、そこは注意が必要です。フリーの素材かどうか確認してから使用しないといけないからです。大抵の物はフリーで使えるはずですが、ちょっとしたおしゃれなマークなどを付けたい場合、Officeのクリップアートだと他の会社と被ってしまう可能性があるので、そこは気を付けておいた方が良いでしょう。

名刺の文字ルールを統一する

会社の名刺は社員全員同じデザインなのが一般的です。そして文字部分である名前や部署名が異なるので、社員データを見ながら入力していきます。ここで気を付けなければならないのが記載ルールの統一で、苗字と名前の間は空けるか空けないか、数字は半角か全角か、:(コロン)はどうするか、メールアドレスだけ斜体にするか、などデザイン上作ったルールは統一して入力しなければならないのです。

多少おかしくても支障はないですが、作業としてはしっかり綺麗に完成させたいところです。綺麗に統一させる方法はいくつかありますが、とりあえず社員のデータリストをプレーンテキストでリスト化すると後が楽です。そのリストの段階で苗字と名前の間のスペースなどは一度に修正してしまいます。

そしてデザインを作ったExcelデータなどの方には、太字や斜体などのデザイン情報を入れておき、中身だけリストから貼り付けるのです。こういった作業はどんなに気を付けていてもミスはあるものなので、できるだけ複数人で確認しつつ行うとミスなく作成できます。

『高品質な名刺を作成するメリットとデメリット』

顔写真を付ける場合の作業と注意点

顔写真を付ける場合、名刺上に場所とサイズを決めて貼り付ければいいのですが、問題は顔写真の元データです。

通常、履歴書などに使う顔写真は背景が壁なので、データ化してもそのまま名刺に貼ってしまっては名刺と色が合いません。つまり背景を切り抜いて透過させなければならないのです。最新のPhotoshopなどを持っていればかなりの精度で一発切り抜きしてくれますが、そういったソフトがない場合は手作業で1ドットずつ、髪から壁を切り抜いていかなければなりません。

これを人数分やると考えると大変な手間ですが、社員一人につき一度までなので、頑張るしかありません。顔写真の名刺への貼り付けも、単純に貼り付けるだけだと思っていると意外にそうでもなく、顔の大きさは人それぞれなので統一サイズだとバランスがおかしくなるパターンに直面するでしょう。

特に男性と女性とでは全体的に顔の大きさが違うので、テンプレートは男女2種類用意した方が良いかもしれません。また、首をかしげて写っていた写真は角度を調整しなければなりませんし、暗く写っていた写真は明るく調整しなければなりません。

結局顔写真を貼るだけでもこれだけ作業が必要で、非常に手間の掛かる作業になってしまいます。

印刷工程を自分でやるかネットサービスを使うか

データが完成したら印刷して、切り離せば名刺の作成が完了します。店で売っている名刺用の用紙を使えば、オフィスにあるコピー機でプリントアウトできます。ただし汎用マシーンは名刺の厚紙があまり得意ではなく、最初は位置の調整にしばらくかかるかもしれません。

また、裏面も印刷する場合は一度取り出してもう一度入れるので、そこでまたずれる可能性も出てきます。プリントアウトできたらミシン目を切り離し、切り離し面を机にこすりつけてなめします。全体的に手間の掛かる作業です。

ここを楽にするにはネットのプリントサービスを使う手段があります。データができているので、それをネット上で送ることで印刷工場で印刷して断裁した綺麗な名刺を届けてくれます。有名なところではプリントパックやラクスルなどがあり、サイトに行けば各種カスタマイズの可能な名刺の案内が出ています。

頑張って作ったデータも最終的な印刷で、善し悪しが決まってしまいます。最後だけでもプロの手に任せて、仕上がりの綺麗なものにした方が良いかもしれません。

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非常に手間の掛かる顔写真入り名刺作り

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単純に顔写真をくっつけた名刺を作ると言ってもこれだけの手間が掛かります。社員数や手間の関係もありますが、全て外部に任せて作ってもらうのも一つの手なので、企業としてはこの作業に掛かる工数と人員を良く考え、社内で作るか外注するかを判断すると良いでしょう。

外注は当然お金が掛かりますが、完成度は間違いなく高くなります。